ユニクロ強さの秘密①
どうも鍋島です。
自分はユニクロで2年近くアルバイトをしているのですがユニクロのことを全然知らないなと思ったので、ブックオフで偶然見つけたユニクロ関連の本2冊を読みました。その内容とファーストリテイリングのホームページを見て自分なりにまとめてみました。
『ユニクロ・柳井正―仕掛けて売り切るヒット力 川嶋幸太郎』
『ユニクロ 増収増益の秘密 椰野順三』
ユニクロは、企画・デザイン・素材調達・生産工場の品質管理・販売までの全プロセスを一貫して行うSPA(アパレル製造小売業)というビジネスモデルです。多くのアパレル企業や約20年ほど前のユニクロもそうであったように、売りたい商品をメーカーから探して売るというものが一般的です。このメーカー主導の流れを止め、SPAによって消費者のニーズに本当に合った商品を自分達で作り、売ることができるようになりました。
またメーカーや卸売業者が間に入らないことにより大幅なコスト削減が可能になります。
しかしSPAは商品の在庫を一手に抱え込むことになり売れ残りが出た時、メーカーに商品を買い取ってもらえることもできず損害は大きくなります。このようなリスクがあってもSPAができる理由はその圧倒的な販売力があるからです。値下げを行ってでもある程度在庫を売り切れる販売力がこれを可能にしています。
ユニクロが目指しているものは、年代を問わず誰もが着ることの出来るベーシックなカジュアルウエアです。消費者のニーズにあった低価格、高機能、高品質な商品を素早く売っていくことを強みとしています。
現代は物が溢れ、また不景気によって消費者の財布のひもは固いというのが現状です。ユニクロでは、生産工場を人件費の安いアジアに置き、その圧倒的な販売力から大量生産を行い、コスト削減に成功し低価格を実現しています。
東レとの共同開発によるヒートテックなど高機能商品を次々に生み出し、また毎年少しずつ改良を重ねています。
また素材メーカーから大量調達することにより、高品質の素材を低価格で仕入れることに成功しています。
また生産工場では、匠と呼ばれる技術チームを派遣し徹底した品質管理を行っています。
現代の消費者のニーズを的確に捉えてビジネスを行っているんだなという印象を受けました。
長ったらしい文章ですみません。次回第2弾を書きたいと思います。
ありがとうございましたm(._.)m
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