豊洲市場の問題点
出典元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AF%89%E5%9C%B0%E5%B8%82%E5%A0%B4
C&C石原です!
久しぶりの更新となってしまいました。
今日からまた、更新頻度をあげていこうと思います。
今回は、最近ニュースでよくとりあげられている築地市場の移転問題についてまとめました。
まず、なぜ築地から移転しなくてはならないのかというと、90年を超える歴史の中で老朽化が進み、安全性に不安を抱えていたこと、また、取扱量を拡大するためには築地の構造では限界があることから、豊洲への移転計画が進み始めました。
その計画では、移転予定日は11月7日とされていましたが、小池都知事就任後、様々な問題が発覚し、来年2017年2月以降に延期されました。
では、豊洲市場への移転に際しての問題点とはなんなのでしょうか。
まず、豊洲市場では仲卸棟、卸棟、青果棟が都道484号線と環状2号線で分断されてしまう構造になっており、物流と交通アクセスが非常に悪くなっています。
また、仲卸業者からは店舗が狭すぎるという批判が出ています。現在確保しているスペースではマグロなどの大型魚をさばくことが難しい、という指摘です。
その他にも、トラックの搬入スペースが狭かったり、敷地内の道路が行き来しづらいなど、実際に新市場で働く人たちにとっては不便なことが多いようです。
さらに、上記の問題に加えて、最近話題にもなっている地下水問題もあります。
東京都は土壌汚染対策を終えた2014年10月以降、地下水の有害物質の有無を調べるモニタリングを実施していました。これまでは基準を超す濃度の物質は検出されませんでしたが、先月29日に公表された第8回の検査では、ベンゼンとヒ素がそれぞれ基準をわずかに上回る濃度で検出されていました。
飲用に利用することはなく、人体への健康に影響はないとのことですが、汚染問題による風評被害も少ないように思います。
本日10月5日の都議会では、小池知事が、豊洲の盛り土問題に関して歴代市場長の懲戒処分を検討する旨を述べており、今後の動向が気になるところです。
2020年には、東京オリンピックも控えているので、それまでには築地市場の移転問題が終わっていることを願うばかりです。。。
以上で今回の記事を終わります!
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