四月施行の障害者差別解消法について!
今年度から始めたメンバーによる記事も一回りして私に戻ってきました。みなさん記事の感想や意見などあれば是非コメントください。また、毎回見てくださる方はどうもありがとうございます。
今回僕は今年の四月から施行された障害者差別解消法について紹介したいと思います。まずはじめにみなさん障害者差別解消法についてご存じでしょうか?ちなみに、私は昨日までまったく知らなかったです。昨日最寄りの駅に内閣府の広報のポスターを見て初めて知りました。今日は法学部所属でもある私吉原が障害者差別解消法について少し説明していきます。
簡単に説明すると障害者の方が健常者と同じように暮らせるような社会の実現に向けて、不当な差別を根絶し、合理的な配慮を地方自治体や民間事業者に対して義務付けようというもの。例を挙げると、障害を持っていることを理由に部活に所属できなかったり、お店に入店できないなどの不当な差別を禁止すること。聴覚障害の方がいたら声や音声だけの説明に限らず、文字などの視覚も用いて健常者と同じように容易に理解できるような配慮を行う法的義務を国の行政や地方公共団体は負い、民間事業者は必ずないしも努力義務を負うといったものです。
まず障害者の方が直面している人権問題についてNational Disability Forum 2014で公開されたデータから上から順に1社会との隔たり、2労働や労働条件、3サービス利用、4社会保障や福祉、5健康と安全、ほか教育やネガティブな偏見、人々の目線や態度が冷たいなど様々な人権問題を抱えているというデータがでました。また日本の障害者の雇用率も他の先進国と比べて低い事や、障害者の人権を守る法律を近代的な法律が必要になってきたことも今回の法律施行の要因となったと言えます。
今回このような法律施行に関しての私の見解は、法律にのっとった上での合理的な配慮はもちろんの事、様々な場面に応じて、障害者の方が心地良く社会の中で生活できるように周りの人たちの気遣いやサポートが重要だと思いました。安倍政権が掲げる一億総活躍社会実現に向けて一歩一歩前進していきましょう。
最後に身長91センチの大きな心を持っているSean Stephenson さんの二分間の温かいメッセージを是非ご覧ください。
参考文献:内閣府ホームページ
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