カンボジアの歴史
はじめまして、C&Cの鍋島です!
初回ということで真面目に固い内容です(笑)
自分が紹介させてもらうのは、先月カンボジアのキリングフィールドを訪れ、学んだカンボジアの歴史についてです。
みなさん今から約30年ほど前にカンボジアでは人口の約三分の一である200〜300万人もの人々が虐殺されているという事実を知っているでしょうか?
恥ずかしながら自分は全くもってこの事実を理解できていませんでした。
この悪夢の始まりは1975年クメール・ルージュと呼ばれるポルポト派が政権を握ったことから始まります。ポルポトはカンボジアの政治家でスターリン、毛沢東に影響を受け過激な共産主義に陥っていました。
クメール・ルージュは都市部の人々を農村部へと連れて行き強制労働を課しました。新国家建設という名目で医者、技術者、教師、僧侶などの知識人が呼び集められ次々と殺されていったそうです。中には眼鏡をかけているという理由だけで殺される人も。無茶苦茶です。完全な自給自足生活を強制させられ満足に食事もできずに、飢えや病気で死んでいきました。
クメールルージュの兵士はほとんどが13才程度の子供でした。
他にも余計な知識を持たない子供医者や子供看守などが増えていったそうです。
ポルポトから解放されたときには全人口の85%程度が14才以下という状況でした。
ナタ、ハンマー、ヤシの木のトゲで殺され、穴に放り込まれ埋められたそうです。
このキリングツリー では赤ちゃんが木に打ち付けられて殺されたそうです。
自分がカンボジアを訪れた際、偶然乗ったタクシーの運転手は「おれの家族は全員殺されたんだ」と言っていました。
暗い過去を乗り越えて生きているカンボジアの人々は本当にすごいです。
このような歴史は決して繰り返してはいけないですし、知って伝えていくということが大切だと思います。
今ある環境にもっと感謝して生きていこうとも思いました。
気になった方は更に詳しく調べてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございましたm(._.)m
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